第32話

今日は
9,813
2018/08/25 14:10
しばらく時間がたって、3人が戻ってきた



廉に、なんて声をかけたらいいのかわからない…




マネ)今日は仕事終わり!お疲れ様でしたー



優太)おっしゃー!!終わったっ!



紫耀)帰るぜ帰るぜ〜♪




…帰る時に、ちゃんと廉と話そう



そして、仲直りしないと!



『廉……』



「海人〜 夜ご飯一緒に食べに行かね?」


海人)え、でも……あ!いいよー!





無視…?


『廉ってば!!なんで…?』



「今日は、家帰らねぇわ」



『どうして…、?
うち、なんかした?なおすから…!だから…』



「なおすもなにも、もうええわ。」




え…



やっぱり、何かしたんだ。



ここでバイバイしたら、もう戻れない気がして…



『ねぇ…っ…!やだ、やだから…ぁ…』



「ッ………」



『どうして…、いっつも甘えん坊なのに、なんで構ってくれないの…?
なんで、バラバラなの…?やだ…!』



「知らねぇ、そんなの……ッ、じゃあな」



『廉ッ…!!』



今手離したくない。

だから手をのばした。



けど、それをさけるかのように、廉はドアを開けて、
海ちゃんと一緒に、楽屋から出ていった。




『なんでッ……、』




紫耀)…今日は、俺と一緒にいる?


『え……?』



紫耀)あ、いや…廉いないと、寂しいだろうから、俺…あなたのそばにいたいなって…



『でも悪いよ…』


優太)俺も…!俺も、あなたといたい



玄樹)俺もいたいけど…神宮寺と約束が


勇太)だなー



『全然!いいよいいよ!2人で楽しんで!』



玄樹)ごめんね!あ、じゃあバイバイ!




バタン



紫耀)よし、あなたと居ます俺は!


優太)俺も!



『ごめん…ありがと!じゃあ、お願いします…笑』



自分の推しがこんなこと言ってくれるなんて、ね!


少しは、廉の事もふっとぶかな…




紫耀)行くか!あなたの家に!


『あ、うちの家なのね!笑』



ガチャ




楽屋を出たら…



「…あ…っ……」



『廉……なん、で』



「ごめん……紫耀、優太、あんまベタベタせんといてな。じゃあな」



『ねぇ!廉っ!どういう…こと、?』



「……別に、変な意味はねぇから。俺の…家でもあるし。」



「俺行くわ」




『……ッ…』





廉…



うちって…




廉がいないと、もう駄目になっちゃったみたい





廉ってば、




…冗談だよね、?別れるとか、ないよね…


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