急いでバイトの店の中に入り、
『こんにちはー!』
先輩)ん?あ、あなたー!久しぶりじゃんっ!
『久しぶりって、1週間くらいですよ?休みだったの』
先輩)そぉー?ずっと待ってたー!って言いたいんだけど、今日、3時間だったでしょ?
『そうですよ?』
先輩)休みだって!あんたは!
え!休み!?
『そうなんですか!?』
先輩)うん!だから、帰りなさい!
『あ、わかりました!』
廉に連絡しとこ!
♪(📞´-`)oO()
『あ、もしもし廉〜?』
「ん?なんや」
『今日バイトなくなった!だから今帰るね!』
「俺今近くにおるんや。今行くな?」
『わかった!ありがとう!』
迎えに来てくれるって!やったぁ!
数十分後
「迎えに来たで」
『あ!廉〜!』
「じゃあ行くか」
『うん!』
でもね、なんか廉、ずっと下向いてる…
『廉…?どうしたの?』
「………俺な、見てたんや。」
え…、?なにを?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!