「あ…俺、皆に話したいことあってん」



なになに？



「あのな、」


「あ、あなたは聞かんといてくれるか」



『え…？うん…』



なんでだろう…メンバー皆で話すってこと？


キンプリのこと？なら、うちも聞いてもいいじゃん


どうしたんだろ…



「ちょいちょい、ええか？」


そう言って、キンプリメンバー皆で輪になる


「あのな、……」



皆で笑いながら話してる



どうしてうちは、あの中に入れてくれないの？


廉の彼女じゃん？話くらい、聞きたいよ…



紫耀）おぉ！ええな！


玄樹）ちょ、紫耀声大きい



なになに？


うちに聞かれたら駄目な事なの？


意味わかんない…



まぁ、たまたまでしょ。そう思おう




マネ）はい、紫耀と海人と玄樹！
スタジオ入って〜 順番に撮るよ



紫耀）おいっす〜


海斗）行ってくるぜいっ


玄樹）バイバイ、神宮寺っ



勇太）おうおう





『ねぇー廉…？』


何となく、寂しかったから甘えてみる



「なんや、」


「今忙しいやんけ。用ないならどいてや？あついわ」



『え…』


なんでそんな冷たいの？
さっきから廉、変。

うちの事が嫌になったの？


ならそっとしておこ。後で話せばきっと…



『ｯ……優太くーん…』



勇太）おれ！



『ごめん、岸くん』



勇太）ガーン😨



優太）なになにー？どうしたの



『お話しよ…あ、勇太く…神宮寺の方！もおいでー』


勇太）神宮寺の方でーす


優太）もういっその事、あだ名決めちゃう？



『いいねっ！』


なんか、少しかラクになったかも…



『じゃあ、岸くんとじんくん！』



優太）なんか、せっかくの親近感が…


勇太）俺は気に入ったけどな！岸くんは変えとく？笑


優太）もうそれでいいよぉ〜…



『じゃあ決まり！岸くんっとぉー！じんくん！』



「……」




なんか、視線が痛いですけども…



後ろにいる、廉かな？



もしかして嫉妬？



ぐるっと廉の方を向く




そしたら


「ｯ……あかんっ（小声）」



あかん？あかんって言ったよね？わかんないけど


でもなんか、今目線が合ったはずなのに、すぐにそらされた。




なんで…？ねぇ、廉…