紫耀)あ、適当にソファーでも座っていいよ?
『ありがとう…』
紫耀)あっ…やっぱり…。
え?なになに?
スマホを持った紫耀は、隣に移動してくる
『え?どうしたの?』
紫耀)これ
スマホにのっていた内容は…
(永瀬廉、交際否定。熱愛は嘘!)
え……
ずっと読んでみると、
(永瀬廉に直接伺うと、
「これは誤解なんです。」と語る。
「プレゼントを渡したい相手がいるので、すずちゃんについてきてもらっただけなんです。」
との事。
プレゼントを渡したい相手は?との問いには、「今回の件には関係ない事なので。」と言う。
そして広瀬すずにも伺うと、
「私達は付き合っていません。
もしかすると家族に送るのかもしれませんが、たまたま共演していて女子という事もあり、付き添っただけです。女子はプレゼント選び得意じゃないですか。彼はそう思って頼まれたのかもしれません。決して恋愛感情はお互い持ってないですので。熱愛は嘘です。」と深く話す。
以上の事から、熱愛はデマだったと発覚。
これには永瀬ファンからも安心の言葉も。)
だって…。
やっぱ、ほんとに嘘だったんだ。
紫耀)…廉は、あなただけだよ?
だから、信じてあげなよ。ね
『うん…、うんッ………!ありがとぉ。』
紫耀)今日はさ、泊まってきな?
それで明日、撮影あるから楽屋一緒に行こ?そこで仲直りすればいい!
『うん!そうする!ごめんね、色々!』
ちゃんと、仲直りしなきゃ。
廉は、ずっとあなたのなんだもん。
離れたくないもん。
離れてくなんて、ないもん。
明日。
ちゃんと素直に話すから。
ごめんね、こんな厄介な彼女で…。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。