コンコン …
「失礼しますっ 、」
『失礼、しますっ…』
ジャニーさん「おお、永瀬じゃないか」
「この度は、無断で交際をしていたこと、文春に撮られてしまったこと…申し訳ありませんっ、」
ジャニーさん「おきてしまったことだ。
もうしょうがないさ。」
『すいません…っ』
ジャニーさん「報道については、無視するのか?それとも発表するか?」
「まだ、何も決めてなくて……。」
ジャニーさん「メンバーともよく話し合いなさい。これからのキンプリのためだ。」
「はいっ、…」
「失礼します」
『失礼しますっ』
「はぁぁ……」
『ごめん、廉…』
「なんであなたが謝るん、」
『だって、……』
「大丈夫や。…今は、紫耀達と話さな。」
『うんっ、』
「ちゃんと、話し合おな。
あなただけが悪いわけないねん。
俺も、みんなも、しっかり考えれば大丈夫や。きっと許してくれる。」
『そうだねっ…』
再び私達は、楽屋へと足を運ばせた 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。