第85話

お泊まり→お帰り。笑
6,815
2018/12/03 13:42
結局、廉は嫉妬のあまり、こんな事したらしいんだけど…







『大丈夫。あなたは、廉だけだもん。大好きだからっ』











好きだから。







嫉妬深いとこも、







ドSになって強がるとこも、










甘えてくるとこも、












全部、大好きだから。










「て、照れるしっ… ///」






「もうほら、リビング行くぞ」







『うんっ 、笑』













耳まで赤くなってるのはわかってる。



けど、必死に照れ隠しする姿も、面白いなんて思っちゃう。










そしてリビングに戻りまして…







優太)ねぇ!何されたの?あなた!







『べ、別に… ?/』







「こいつは、俺のもんだから。誰もとるなよ?」







紫耀)え、ねぇ廉!あなたに何したの?









「は…? キスした」








『バっ…!! ///』










よくそんな事、皆の前で言えるよね…













こっちは、たまらなく恥ずかしいってのに。










海人)え〜… いいなぁ






勇太)ほんとね。笑





玄樹)でも、勇太がいる〜 ♪♪






勇太)ほんとだ〜 ♪♪
























あっという間に次の日になり、メンバー皆お帰りになりました。








「やっとぉ、いなくなったぁーあぁ…」






『ふふ、笑 疲れたねぇー』










「でも、あなた…
俺、明日から…」






『舞台の練習。』





「え、…?」





『そうでしょ?
だから、帰って来れない日もあるし、帰れてもあなたと会えない時が多くなるんだよね』






「なんで、知ってんの…」






『紫耀から聞いたよ。』






「あいつ…… 、」





「でもまぁ、事実なんだけど…」










『大丈夫だから。安心して?
うちは、廉と1ヶ月くらい会えなくても、大丈夫。だって、1週間に1度は必ず帰ってきてて、ただ会えないだけ。そんな感じでしょ』





「……、」





『寂しいよ?…寂しいけど、

これを乗り越えれば、またずーっと一緒だもん。だから、頑張る。廉もがんばれ !』








「そうやなぁ。がんばろか。」









ほんとは、泣きたいくらいに寂しいのかもしれない。




けど、ここで泣けば、廉に迷惑かける。






ほんの1ヵ月。廉に会えなくても、帰ってくる日はある。必ずぬくもりは感じられる。





だから…












思いっきり、応援する。


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