『て、てか!プリンー!!』
「あ〜、もうっ、ごめんて。今用意するから」
「ん。…あ〜ん」
『ちょ、1人で食べるって、!//』
「ええの。ほら、口開けて」
『え、まっ…// ンムッ…』
『ねぇっ…!!ひっくいするひゃん』
「なんて言っとるかわからんて笑」
『んも〜うぅ…』
「ほら、まだあるで?…あーん」
『もうっ、/…あーんッ』
チュッ
『ふぇっ!?や、え…//』
「なんや? ニヤッ」
『なんや?じゃないっ!き、キス…//』
状況を説明しよう。 (笑)
廉があーんしろ言うから、仕方なくやろうとしたわけ。
したらさ、目の前にスプーンあるのにね、
あるのにね、顔が近づいてきて…
うん。そゆことよ。
「意地悪したなった笑」
バカじゃないの?
『てか、風邪、風邪ひいてるから!あなた!』
「……」
コツン
そっとおでこに廉のおでこが当たる
『やッ、//』
「熱…もうないで?やから大丈夫や!」
そうゆー事じゃなくてさぁ……
『はぁ。もう、いいよぉ…//』
ほんと、振り回されてばっかだわ。
彼氏だから、全然許すんだけどね
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。