紫耀)はぁ…。俺、フラれたわ…
「え、告ったん!?あなたに?」
『あ、そう、なの…』
「はぁ!?!?」
紫耀)それと、廉、俺と間接キスしたよ〜笑
『あっ……!///』
それ、思い出したら、恥ずかしいやつぅ…//
てか、廉が…
うん。もちろん怒ってる
「おぉいっ!それって、あなたに、キスしたんか!」
紫耀)うん。
あちゃ〜…。
なんで言っちゃうかな…
「人の彼女に何しとんねん!もぉ二度とすんなよ!」
グイッ
『ちょっ…』
肩をグイッと寄せられる。
「もう、離さへんから…!」
いやぁ…恥ずい。
「え、てか…。それ、紫耀の服じゃね?」
『そぉだよ?昨日、紫耀の家お泊まりしたの!それで、服ないからもらった!』
「はぁ…。彼氏持ちのやつがなんで他の男の家泊まりに行くねん。
喧嘩しても、普通は女友達んとこやん」
『だって、家飛び出したら紫耀にばったり会ったの!廉の騒ぎがあったから!』
「はぁ…。もう全部俺のせいなんね、わかったよ…」
『ごめんね…?』
「もうええよ、」
ちょっぴり不機嫌になっちゃった…笑
ごめんね、廉
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!