『先輩!もう時間なんで、帰ってもいいですか?』
早く帰って、廉に何か作ろーっと!
最近は廉が忙しくて
全然作れてなかったから、癒してあげないと!
「あ、いいよ?って、あ!あなたの彼氏さん!今帰らせますんで〜」
「あ、すんませんw」
『先輩ー?ニヒヒ、私の、w』
いっつもそう。
廉が来た日は、私の大好きな仲のいい先輩が、
リア充無くなれっていう意味で、少しだけ邪魔をしてくる。
そして今、こちょこちょされてる状態…
『早く帰るんですー!じゃあ、さよなら!』
必死に逃げて、
手を振る
『お待たせ!廉!』
「おう!あなたの作るもの、早く食べたい…」
『ンヒッ 何作ろっかな〜』
「最近俺、あなた不足。」
『あなたも、廉とゆっくり出来てなかったから、寂しかった!』
バカップルだな〜ww
『もうちょーいで着くねー!』
私と廉は、ただいま同居中
廉とこうしてゆっくりする時間が、減ってきた。
だから、思いっ切り、廉と楽しみたいな…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。