『……えっ…、?』
信じられない。
紫耀)だーかーら、俺があなたのこと、好きだって
信じられない。
『う、嘘つけ〜、!…』
紫耀)ほんと。
こんな、…さ、 び、びっくりするよw
嬉しいよ?嬉しい…けど、
びっくり!でしかない。
いや、眠気なんか冷めるよね、こんなん言われたら
でも…
『ご、ごめんね…?紫耀』
紫耀)返事は、聞いてないっ
『え…?』
紫耀)廉がいるもん。当たり前じゃん。
しかも、優太だって告ってるけど、フラれてる。したら俺に勝ち目ないし
『……ごめ、ん…』
紫耀)ただ、俺だって好きなんだよって、伝えたかった。それだけ!
『ありがと、紫耀』
紫耀)なんか、一目惚れだったからかなぁ。絶対に、この気持ち伝えたくなった。
ひ、
ひっ、
一目惚れ…!?
『う、……えっ?…』
紫耀)ほんとだって、笑 一目惚れ。
『えぇ…っ、……』
紫耀)もぉ…ぉ、なんかっ……
『へ?』
紫耀)ごめっ…俺…… チュッ
『んっ…!?///』
紫耀)ごめん、我慢できなくなった…
今のキスだけは、許して…
『う、うん……ッ』
廉に、見られてないだけいいけど…
びっくりするし、 もぉなんかわかんないっ
きんぷりって、キスする子多くね?笑
6人中、3人にされちゃってんだよ
廉は、いいんだけどね
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!