第64話

寒い
7,888
2018/10/02 14:14
数時間後〜






バタバタバタバタッ






『うわぁ!!な、なになになになに!』



「終わったで!早く帰るんやろ!!」




『あぁ!そゆことね!行こっか!』




『じゃあ…皆、ばいばーい!』




紫耀)あなた〜!!行かないでぇー!





優太)また来いよな!!絶対だぞ!




『もちろん行くよ!またすぐ会えるから!』



海人)ほんとにほんと?



『もぉ可愛ええな〜笑 ほんとだよっ!』




まって、なんか関西弁になってんじゃん笑


廉のがうつった しょーこ!!!!




気にしなーい気にしなーい




玄樹)やったぁ💗



勇太)いつでもいいよ!また今度な!





『うんっ!!』



「ほらぁ、早く行くでって〜」



『あぁごめんっ!行こ!』









「うわ、外寒いな」




『んね〜 さぶっ…』






バサッ







ん…?




甘い香りがするぞ…?



少し、あったかい…




『え、パーカー!ちょ、廉寒いからっ』



長袖の服の上に羽織ってたパーカーをかけてくれた。



「別にええよ。あなたこそ長袖だけやろ?
俺よりも寒かったやん。」



『ちゃんと見てるんだねっ』



「う、うるせっ
彼女だからだよっ!当たり前やこんなん」



『あら!いい彼氏アピールですか?笑笑』



「お前〜!ええ加減にせぇよー!」



頭を叩かれるも、必死に逃げる





『いやぁー!笑笑 ごめんって!!』


「もぉ…ほんまのことやからっ!」



『ふふ笑 うん、ありがと』




ほんとは照れ隠しでもあった。




だって急に、彼女だから、とか言うんだもん



誰だってさ、



こんな優しくてカッコよくて幼いやつにさ、


彼氏にさ、



言われたら恥ずかしいんだよ?



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