次の日
「あなた〜起きろぉ〜」
もうやだぁ…
寒い。
もう冬だから?
『んぅ…やだぁ〜』
「キスするで?」
『うんっ、ええよぉ〜…?』
「やった、…
もう、冬やから?甘えたさんになったんか〜」
チュッ
『んひぃ〜…』
「ほんまに冬は特に朝弱いなぁー」
『んー』
「ほらっ、俺今日雑誌の仕事あるねん。あなたも学校やろー?」
『だけどぉ〜…っ、…』
「もうっ、起きろ〜!」
バサッ
布団がぁ〜〜😭
はぁ。起きるか、しょうがない。
『だ、だるいぃ〜……』
「ほら、先ご飯食べてるな」
『うんっ……… バタッ』
「どうしたん…え、あなた!?」
『なんか、ちょっとフラフラしちゃってぇ…』
「熱か!?なぁ、もう無理せんといてやぁ…」
コツンッ
廉の顔がすぐそばに
『///』
「熱あんな〜…顔赤いし」
それは、廉が顔近づけるからじゃんっ
「ほら、寝てな?今日は、学校休みー
俺も休みとれる撮影やから、休むな」
『いや、それは悪いよぉ…』
「ええの。俺がおりたいねん、心配やし」
『ごめんね?』
「大丈夫やで。あ、飲み物持ってくるな」
『やだぁ……行かないで…、?』
「どしたーん…可愛えぇ〜
わかった、もうちょいおるから。な?」
『うんっ…』
そこから、いつの間にか眠りについてた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。