紫side
ラジオの収録も終わって、あなたと2人。
神ちゃんは仕事があるからって行ってしもた。
「濱ちゃん何食べる〜?」
紫「あ、もうこんな時間か…
あなたは?なんか食べたいもんないん?」
「あ!昨日オープンした気になるお店あんねん!」
紫「お〜!そこ行こや!」
「濱ちゃん運転よろしく♡」
紫「はいはい…」
あなたに道を聞きながら運転。
「ここ!」
紫「めっちゃ雰囲気ええやん!」
「やろ?はよ行こ!」
楽しみなんかめっちゃ笑顔のあなた。
店員「いらっしゃいませ〜!
何名様ですか?」
「2名です!」
店員「こちらへどーぞ!」
店員さんに席を案内してもらって
向かいあわせで座る。
「何食べよかな〜」
紫「これオススメやって〜」
「え、めっちゃ美味しそう。
でもこれもいい。」
紫「んじゃ、俺これ頼もか?」
「え!?いいん!?」
紫「ええよ!俺も気になるし!」
?「濱ちゃん優すぃ〜」
「ん?この声は…流星!」
青「あ、バレた?」
桃「ちなみに俺もいま〜す!」
なんか、邪魔者きたぁ…
しかもイケメン2人…
俺が邪魔か?ん?なんや?
「てか何してんの二人とも」
青「このお店オープンして気になったから来てん!」
桃「俺は連れてこられた〜」
青「2人は?デート?」
桃「え?!あかんで、あなた!
デートは俺としよな?」
紫「ちゃうわ!仕事終わりじゃ!」
あかん…
あなたと2人や思ったのに。
居るとか聞いてなあああああい!
「濱ちゃん大丈夫?」
紫「あ、大丈夫!」
青「んじゃ、お二人さんさよなら〜」
桃「あなたバイバイ♡
濱ちゃん、あなたに手出すなよ♡」
なんかゾワっとした。
店員「お待たせしました〜!」
目の前にやってきたのは
めっちゃ美味そうなものばっかり。
「美味しそう… はよ食べよ!」
さっきから満面の笑み。
これは写真におさめとこ。
カシャッ)
「あ、今撮ったやろ!」
紫「メンバーに送んの〜」
可愛い笑顔やわ。
待ち受けにしよかな。←もうしてる。
「ごちそうさまでした。」
紫「めっちゃ美味かったな〜!」
「また来たい!」
今日は満面の笑顔がいっぱいやったあなた。
可愛すぎてやばいわ。
邪魔者は6人おるし。
はよ、振り向かせやなな。
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·あなたの写真を送った時のグループLINE。
重岡大毅
待ち受けにするメンバー全員に怒る。
結局は淳太が好き。
桐山照史
あなたより食べ物。
でも言わんだけで待ち受けにしてる。
中間淳太
サラッとあなたを誘う。
神山智洋
サラッとあなたを褒める。
藤井流星
濱ちゃんが写真を撮ってくれると分かってる。
あなたのスマホカバーは5個。
濱田崇裕
スマホのアルバムはあなただらけ。
無意識に待ち受けにしてる。
小瀧望
家にあなたのアルバムがある。
写真集出せるくらい。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。