ストレッチャーにをで病院に移り。
じゃあ、俺ら仕事に戻るな。
うん、緋山先生もありがとうね。
うん、じゃ、また夜ね。
うん。
藍沢と緋山は仕事戻る途中、エレベーターの中で、、、
あなた、どうだった?
、、、再発だ。まだステージ2の初期だが再発だから肺への転移の確率が高くなる。
そっか、、、手術のことは?
生体肝移植しようと思ってる。
白石?
あぁ、あなたにできることはこれくらいしかやってやれないってさ。
そうなんだ、藍沢も無理せずにね。
あぁ、サンキュ。
あなたの病室
あなた、熱下がってきてよかったね。
うん。
あなた、
ん?
今から、ママが言うことちゃんと聞いてほしい。
(強く頷く)
あなたが今回熱を出したのは、2年生の時になった病気と同じなの。
肝芽種?
そう、こうやって2回以上同じ癌の病気になることを再発っていうの。
さい、はつ?
うん、再発したら、1回目なった時より、治りにくかったりして、逆で悪化して、転移って言う今なってるところ意外にも癌ができてしまうかもしれないの。
てん、い?
ちょっと難しいよね。また、本書いてきてあげるね。
ママ、ありがとう。
簡単に言うと、前より治療が長くなってもっと辛くなると思う。
そうなんだ、でも私、前みたいにちゃんと闘って治す。だから、また沢山迷惑かけちゃうかもしれないけど、一緒にいて。
うん、夜はパパがいてくれる、それまでは絶対にママがそばにいるから、不安なんか抱え込まずに、一緒に頑張ろうね。
うん、ありがとう。😊
その日の夜
恵、
白石は帰る用意をちょうどしていた。
あ、耕作。
パパ。
どうだ?熱は?(あなたのデコに手を当てる)下がってるな。よかったな。薬効いて。
うん。☺️
じゃあ、私帰るね。
あぁ。
バイバイ、ママ。
バイバイ、また明日ね。
うん、
あなたの病室前
ここまででいいよ。緋山先生と帰るから。
あぁ、あなたには伝えられたか?
うん、ちょっと難しかったみたいだから、また本書いて渡す。できること、それくらいかないから。あなたのためにも。
あぁ、じゃあ、気をつけて帰れよ。
うん、じゃあ
じゃ、
白石はスタッフステェーションに行ったが緋山がいなかったため医局に行った。
ガチャ
緋山先生?いる?
おー、白石。ごめんね探した?
ううん。スタッフステーションで冴島さんに医局に戻ったって教えてもらったから。
よし、オッケ。あっ、白石ちょっとさ、、、
なに?
来て。
そう言って緋山は廊下のベンチに白石を連れて座らせた。
藍沢から聞いた。
あなたのこと?
うん、生体肝移植受けるんだって?
(頷く)でも、まだ検査してないからドナーになれるかわからないけど。
あなたには?なんて?
再発のことと肺への転移の可能性のことは伝えた。でも移植のことは伝えてない。
移植ネットワークには、登録したの。
耕作がしてくれた。でも、肝臓移植を希望している患者は多くいる。それだったら生体肝移植を受けた方が待たなくて済む。
うん、、、わたしにできることがあればなんでも言って、それに答えるから。
うん、グスッ、ありがとう。
白石が抱え込んでどうするの。強くなんなきゃ。
グスッ、グスッ、そうだよね。
緋山は白石の肩に抱きついた。
緋山が医療過誤を起こしたときのように、、、
大丈夫、絶対に大丈夫、、、
グスッ、グスッ、、、
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