❥ 嫌 わ れ 少女 は 余 命 1 ヶ 月
2018年−−−W杯、日本代表ベスト16敗退…。
これを受けた日本フットボール連合はW杯優勝の為、300人の男子高校生を集めた育成寮青い監獄(ブルーロック)を設立。それと同時にマネージャーを帝襟アンリを除き、2人雇ったのであった。コーチを務める男・絵心甚八は、日本に必要なのは「エゴイズムに溢れるストライカーだ。」と断言。無名のFW・潔世一達は、己をエゴイストに変える蹴落とし合いの選別に挑む。最もイカれたサッカー物語それがブルーロックであった。
それとは別に、選手達はある1人のマネージャーに夢中になっていた。その名は花咲姫愛羅(はなさき きあら)。彼女はぶりっ子口調で選手達(男達)に甘え、ドジっ子のフリをしていた。選手達はそんな表では可愛い姫愛羅に夢中だった。 そんな姫愛羅。実は−−−
選手達にモテモテの姫愛羅。実は、もう1人のマネージャーである、永倉〇〇を裏で虐めていたのだ。選手達は勿論、そんな事は知らない。
姫愛羅はブルーロックの選手達に「〇〇ちゃんがぁ♡虐めてきてぇ♡ほらぁ♡ここ、〇〇ちゃんにぃ♡切られたのぉ♡」と、袖を捲って、傷に見せたメイクを露わにする。勿論、男は男だ。メイクなどしていない。気づくわけがない。おまけに姫愛羅は毎日メイクをしているので、メイクが上手いのだ。まぁ、そりゃぁ誰にも気づかれないだろう。〇〇を除いて−−−
毎日選手達(男)に甘やかされて呑気に暮らしている姫愛羅とは裏腹に、〇〇は“肺癌(はいがん)”という病気にかかっていた。その事を知っているのは絵心甚八と帝襟アンリのみ。その2人でさえも〇〇と出会ってから1週間辺りで気付いたのだ。そうなれば、〇〇を一方的に、いや、お互いに嫌っている選手達は気付く訳が無い。そして、姫愛羅。ずぅぅぅぅぅっっっっっっっと〇〇を虐めている姫愛羅。彼女も知る由はない。〇〇が病気なのは知らずに虐めているのだ。
そんな彼女、〇〇には肺癌が進行し続けて要る為に、「もう助かる道は…」と医者に言われ、生きる事を諦めた。そう。〇〇には“余命”が存在していた。それもなんと後1ヶ月。1ヶ月後に〇〇は亡くなってしまうのだ。そんな〇〇は“最期”の1ヶ月。ブルーロックの選手達と姫愛羅に復讐する事を誓う。
感動✕シリアス✕ホラー…???な〇〇による。選手達と姫愛羅に向けて、の復讐ファンタジーである。
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update 2023/12/21