超能力者「私」を知るその日まで
ある日突然、目が覚めた。
その景色は見た事のないものばかりで。
慌てて逃げ出した。自分が誰かなのも知らず、知らない街を歩いていた。
しばらくして、ある人に声をかけられた。
それは救いの手。しかし、手を払い除けてしまった。その時、彼は手を痛がっていた。だが、逃げるのに必死で自分が何をしたのかわからないまま…
わかる時が来るのだろうか。
私は何者なのか。
どうしてこうなったのか。
知るその日まで。
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update 2017/10/06