「#和風 #ファンタジー」の小説・夢小説

知らない方が幸せなこともあるんだって！

生まれて一度も神社から出たことがない。 稀に大人の人が来るけど、会ったことはない。 その時はカタクリと一緒に部屋から出ない。出たら駄目なんだって、カタクリが言ってた。 でも、カタクリがいるから私は1人じゃないよ。 カタクリはずっと私の側にいてくれる男の子で、私と遊んでくれる子なんだ！

ー 3,666文字

学 校 で は 、皆 か ら 好 か れ る 天 才 美 少 女 と 誰 に も 愛 さ れ な か っ た ひ ね く れ た 白 狐 の お 話 ＿＿

狐火 とは 夜、人がともしていないのに火が燃える現象のこと。 祖父母の家に帰省していた私は、それを探しに山へと入った。 火に導かれるように、不自然に整備された山道を歩く。 すると、周りがだんだん明るく＿ 道が開けた途端、そこはまるで異世界のような空間だった。