ギンモクセイの花束を君に
「嘔吐中枢花被性疾患…通称花吐き病ですね。…」
あいつだ。
あいつへの片想いをこじらせ拗らせまくった結果だ。
後悔した。
早くに諦めていれば、こんな厄介な奇病に掛からなくて済んだのに。
なんにせよ、この気持ちにきちんとけじめをつけず放ったらかしにしていた私が全面的に悪い。
あいつは何にも悪くないのだ。
なのに
今も私以外の女の子にデレデレくねくねするあいつが、どうしても憎たらしく思えてしまうのだ。
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我妻好きの我妻好きによる我妻善逸のためのどシリアス(予定)長編小説です。
拙作をどうぞよろしくお願いします。
※当方、占○クでの再掲になります。
パクリではありません。
また、文章量の規定があったため、1話1話が短いですがご了承ください。
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update 2020/05/17