旅の魔女と魔法学校
霧がかかり、今にも雨が降りそうな淀んだ空の下、灰色の美しい髪をたなびかせ、淀んだ空気にも負けないほどの輝きを放つ可憐な少女が、箒で空を飛んでいます。黒のローブと黒の三角帽子、それから魔女の証である星をかたどったブローチをしているこの少女は、
「異世界行き」
というどうも興味を引かれる看板の先に向かっています。これから訪れる未知の土地に瑠璃色の瞳を輝かせ、胸を踊らせている少女は一体誰か。
そう、私です。
キノコ頭の方「いや、誰ですか貴方。」
これは色んな土地を箒に乗って訪れる旅の魔女がイーストン魔法学校がある魔法が当たり前に使える世界に迷い込んでしまったお話。
ー 44,605文字
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update 2025/06/01