囚われの天使
13歳の時 その日は部活で遅くなり
夕日も沈み、辺りは暗くなり1人で家に帰って居た
歩いていると1人の男に話しかけられ
話し終わった途端に段々と意識が遠のいていき
気がつけばそこは見知らぬ場所だった
僕はどうやら 誘拐" されたようだ
監禁され外に出ることを許されず
毎日毎日光差し込まない屋内で過ごす
僕は誘拐犯に縛られ日々を過ごしていた
『 逃げたい 』
こんな息苦しい鳥籠のような場所から
僕は早く逃げ出したかった
そんな願い届かない…はず と 思っていた
ー 29,213文字
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update 2023/10/06