もう僕はサッカーができない
試合前のある日、帰り道何かに躓き
足を本気で捻り、足に激痛が走った
僕はバランスを崩し河原に転がり落ちた
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
次の瞬間また足に激痛が走った
今度は耐えることさえできない激痛だった
僕は泣き叫んだ
足に目をやると血が出て骨がボッキリ違う方向に折れていた
僕は気を失った
気づいたら白い天井
そこは病院だった
近くにいた人が救急車を呼んでくれたらしい
次の日整形外科の医者からこう告げられた
「もう君はサッカーをすることはできない」と
痛い、苦しい、辛い僕はひたすら泣いた
泣かずにはいられなかった
もう僕はサッカーができない
それでは本編で
ー 4,335文字
favorite15
grade9
update 2023/01/05