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STORY
私と一緒に、
思い出を上書きしませんか?
黒川雛子は恋愛することもなく部活に打ち込むこともなく、ただ大学の指定校推薦枠を取るために真面目に過ごしている『優等生』。
雛子が通う高校には、『高三の文化祭で十年後の自分に向けてタイムカプセルを埋める』という伝統行事がある。ある日、担任の加賀美に頼まれ、十年前の卒業生・末吉拓海に彼が埋めたタイムカプセルを届けることになった雛子だったが、なぜか受取を拒否されて……? 一人では乗り越えられなくても、二人ならきっと。
タイムカプセルがつなぐ、せつなくも愛おしいラブストーリー。
INTRODUCTION
ユニバーサルミュージック所属のアーティスト「meiyo」と小説投稿サービス「プリ小説」のコラボ企画として開催されたボイスドラマシナリオ原案コンテスト。 本コンテストでは、「タイムカプセル」をテーマにした小説を募集しました。
多数の応募作品の中から、今回グランプリを受賞したのは「透明なフィルムの向こう側で息をする」(著:桜海とあ)。
真面目な女子高生と引きこもりのおじさんというまるで住む世界の違う二人が、「タイムカプセル」を通じて出会い、かけがえのない関係を紡いでいくストーリーを、Spotifyでボイスドラマ化!
主人公・黒川雛子を2021年までファッション雑誌「Popteen」の専属モデルを務め、現在は女優として活躍する莉子、そして、もう1人の主人公・末吉拓海を2009年にミスター慶應コンテストでグランプリに輝き、俳優デビュー後は話題の映画やドラマに相次いで出演している古川雄輝が演じます。
THEMESONG
「透明なフィルムの向こう側で息をする」
主題歌
夢の続きを
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meiyo
今回、コンテストの審査と、テーマソングの制作を担当させていただきました。meiyoです。
審査においては、どの作品も大変素晴らしいものだったので『音が聴こえてくるような作品である』という直感的な理由から「透明なフィルムの向こう側で息をする」を選ばせて頂きました。 そんな背景もあり、楽曲制作は比較的スムーズに進みました。登場人物みんなの気持ち、鍵となる言葉、作品を読んだときに聴こえてきた音。ただそれらを大切に大切に紡いでいく。迷いはありませんでした。
『タイムカプセル』というテーマであることから、僕自身もタイムカプセルを開けるつもりで、10年前によく聴いていた楽曲を聴き返しました。当時の空気感や感覚を振り返りつつ楽曲に反映したのもこだわりだったりします。 ボイスドラマ本編や原作はもちろん、是非、楽曲も合わせてお楽しみいただければと思います。
meiyo
数々のバズソングを生み出す、令和のポップマエストロ。ロックバンドのドラマーとして音楽活動をスタート。
2015年より「ワタナベタカシ」名義でソロ活動を開始。2018年、「meiyo」に改名。
2021年夏、自身の"なにやってもうまくいかない"人生を歌った楽曲「なにやってもうまくいかない」をTikTokに投稿したところバズを巻き起こし、ユニバーサルミュージックよりメジャーデビュー。
2022年はTikTokで30億再生を記録したasmi「PAKU」、NHK総合『Venue101』にて結成されたかまいたち・濱家隆一と生田絵梨花のユニット・ハマいく「ビートDEトーヒ」など提供曲が次々とヒット。ソニー生命、Netflix、カップスター、トヨタ自動車のCMソング、ドラマ・アニメ主題歌なども手がけており、昨今はオファーが途絶えない状況に。
2023年、au三太郎CMソング「ココロ、オドルほうで。」の歌唱を担当。中毒性や哀愁のあるポップなメロディと、今の時代を生きる人たちの心情を汲み取った歌を届け続けている。