第13話

第11話 何で知ってるの?
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2024/03/24 14:11
第11話
何で知ってるの?

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〖あなたの下の名前視点〗
あの日は、眠れなかった。

気づいたら早朝になっていた。

玲瑠は、ママの部屋に行ったのかな…?

大丈夫かな…

この選択は間違えていないだろうか…

ずっと、そんな事を考えていた。
ふと、空を見たくなった。

どうせ、もうすぐ居なくなるのだから。

部屋を出て庭に向かった。
(なまえ)
あなた
綺麗な空…
星空も好きだけど、この空も好き。
空を見て、何分がたったのだろうか…

ずっと見ていられるような、そんな気がした。
(なまえ)
あなた
そろそろ、戻ろうかな…
私は、また、部屋へと歩いていた時だった。



どこからか、怒鳴り声が聞こえた。




ママの部屋の方から。

すごく嫌な予感がした。恐る、恐る、ママの部屋の方へと足を運んだ。
(なまえ)
あなた
玲瑠…大丈夫かな…?
見たくなかった。

だって、














私の大好きな人が、過呼吸になり、ママに叩かれそうになっているのだから。
私は、頭より先に体が動いた。

とっさに走り、気づけば、玲瑠を庇っていた。
頬に熱さと痛みを感じる。
孤児院のママみたいな役の人
孤児院のママみたいな役の人
っ!あなたの下の名前…
(なまえ)
あなた
玲瑠は、眠っている気絶している


良かった。玲瑠が無事で。

ホットする気持ちと、怒りが湧いてきた。
(なまえ)
あなた
なんで、玲瑠を叩こうとしたの…?
(なまえ)
あなた
玲瑠が過呼吸になっている時、何で何もしなかったの?
(なまえ)
あなた
説明して。
孤児院のママみたいな役の人
孤児院のママみたいな役の人
っ!玲瑠が、規則を破ってママの部屋に入ったからよ…
(なまえ)
あなた
それだけ?
孤児院のママみたいな役の人
孤児院のママみたいな役の人
(なまえ)
あなた
まぁ、良いや、玲瑠運ぶからどいて?
ヒョイ(玲瑠を持ち上げる)
玲瑠、軽。ちゃんと食べてるのかな?
星羽玲瑠〖ほしはれる〗
星羽玲瑠〖ほしはれる〗
すぅ、すぅ
寝顔可愛い笑
孤児院のママみたいな役の人
孤児院のママみたいな役の人
あなたの下の名前は、ハウスの秘密知ってたのね?
(なまえ)
あなた
…知ってたよ…それが何?
孤児院のママみたいな役の人
孤児院のママみたいな役の人
いつから?
(なまえ)
あなた
そんなのどうでもいいでしょ?
私は、玲瑠を持ち上げたまま、医療室に行った。

玲瑠をベッドに寝かせて、ずっと玲瑠のそばに居た。
(なまえ)
あなた
玲瑠…起きてよ…
星羽玲瑠〖ほしはれる〗
星羽玲瑠〖ほしはれる〗
はぁ、はぁ、はぁ…
玲瑠、汗かいてる…

うなされてるし…悪い夢見てるのかな…?
私は、玲瑠の汗を拭いて、手を握った。
(なまえ)
あなた
ギュ
(なまえ)
あなた
温かい。優しい手だ…
星羽玲瑠〖ほしはれる〗
星羽玲瑠〖ほしはれる〗
うっ…はぁ、はぁ、
(なまえ)
あなた
玲瑠…大丈夫、大丈夫だよ
星羽玲瑠〖ほしはれる〗
星羽玲瑠〖ほしはれる〗
ご…ごめんなさい…はぁ、はぁ、
星羽玲瑠〖ほしはれる〗
星羽玲瑠〖ほしはれる〗
こ、琥慧くん…
(なまえ)
あなた
っ!
(なまえ)
あなた
琥慧くん…?
(なまえ)
あなた
玲瑠…大丈夫…大丈夫だよ?謝らないで…?ギュ
星羽玲瑠〖ほしはれる〗
星羽玲瑠〖ほしはれる〗
はぁ、はぁ、すぅ、すぅ…
(なまえ)
あなた
良かった…
でも、なんで琥慧くんの事を知ってるの…?

あの日私は、ママの部屋で見た。


私には、双子の兄がいる。


特徴的だった。







赤い髪に紫の瞳。


花の髪飾りを付けている、可愛らしい男の子。











なんで、玲瑠が知ってるの?










琥慧くんの事。いや、










"琥慧兄"の事を何で玲瑠が…?





________________________
晴〖主〗
晴〖主〗
スクロールお疲れ様です!

いや〜、玲瑠くん過呼吸になって、それを助けたのはあなたの下の名前さんだったんだね!

愛の力ってすげ〜(?)

明日!主、卒業式なんですよ〜!!

全国の卒業生の皆様。

ご卒業おめでとうごさいます。


次回もお楽しみに〜!

それでは!おつはる!
すたぽら
すたぽら
おつぽら!

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