第42話

42話多少えっちぃ
930
2023/07/01 10:54




…朝だ














今日は珍しく早起き



…6:30時…






私のベッドでドラパルトとエーフィ、そのほかのポケモンたちが勝手にボールから出てきたらしく、そのまま私と寝たらしい。









スゥゥゥゥゥゥ…







スクショしとこ(真顔)








あなた
今日はグルーシャさんの誕生日!
あなた
昨日ソニアとユウリと一緒に作ったケーキと、誕生日プレゼント…それと!…へへっ
ケーキはほうれい剤を詰め込んだバックに入れ






誕生日プレゼントは私が描いた絵付きの紙袋に入れた、もちろん手紙も入れておいた











…ティアちゃん、なんであんなことを…?










…いやいや、今はそんなこと考えちゃダメ、特別な日だもん



















朝からナッペ山へ行くって…キツイー…





厚着しておいてよかった







ついた。











いつもはグルーシャさんは外に出てポケモン達と特訓をしている。




けれども今日はいない。





中にいるのかな?
あなた
グルーシャさん~…?
グルーシャ
…?
グルーシャ
あなたのカタカナで?
あなた
いた…!!




安心感でホッとし、頬が緩んだ
グルーシャ
…その荷物…
あなた
あっ!そう!
あなた
ふっふー…





あなた
お誕生日!おめでとうございます!
グルーシャ
…!
私が発言すると、グルーシャさんは少し戸惑い、しばらくしてから耳と頬が真っ赤になった。




マフラーで隠そうとしているが、見え見えだ。
グルーシャ
あ、ありがとう…


グルーシャ
…見ていい?
あなた
もちろん!
ウキウキしながらグルーシャさんは紙袋をそっと見る





グルーシャ
グルーシャ
黒い、箱?
あなた
ふふーん。開けてみてからのお楽しみです!
そういうと私は胸を張りドヤ顔をした。


グルーシャ
ネックレス…
グルーシャ
…ふたつ⁇
あなた
…へへ、ペアルックにしたくて…

少し気恥ずかしいが、頑張って言ったつもりだ。






ペアルックのネックレス、私とイメージの色、グルーシャさんのイメージの色の宝石のネックレスだ。





形も光り方も、同じ
グルーシャ
…あなたのカタカナで、こっち向いて。


あなた
へ?
急に言われたもので、多少びっくりしながらグルーシャさんの方を向いた途端。


グルーシャさんが私の唇を塞いだ。

しかも、この前のとは違く、濃厚な。





びっくりして目がかっぴらいてしまい、グルーシャさんのまつ毛が目に映る。





すごく長い。色んな意味で。





私が改めてムードに入り、目を瞑ると急に生ぬるい感触が舌と絡み合った。






あなた
っ…!?


まさかの予想範囲、グルーシャさんがするとは。




そろそろ息が続かない。



そんな私はグルーシャさんを離した


グルーシャ
……どう?


と、にっこりとみたことない笑顔で私に微笑んだ。
あなた
っはあっ…
あなた
どうって…
あなた
っほんとに…ずるいですよ…
グルーシャ
そう?ならよかった
あなた
よくないです!💢
あなた
今日は私がグルーシャさんを喜ばせようと思ったのに…
あなた
グルーシャさんが私を喜ばせてどうするんですか…
グルーシャ
つまり、嬉しかったんだね
あなた
っんな!?


やってしまった、罠にかかった…



私たちの周りには誰もいない、わざわざグルーシャさんが休みにしたらしい。




なので、私はさっきのお返し…とはちょっと軽いけど、「大好き」の気持ちと一緒に力一杯抱きしめた。
グルーシャ
!…
グルーシャ
ふふ、引っかかったね。
あなた
っえ?



ふう、と私の耳に息を吹きかけた




「ひぃやぁぁ!?」と、ゾクッとした私を見て楽しんでいるグルーシャさん。



ほんとドSだなこの人()



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