小説更新時間: 2024/05/08 14:00

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俺は、自ら手を離すことを決めたんだ

俺は、自ら手を離すことを決めたんだ
  • ファンタジー
  • デイリーランキング最高 74 位(ファンタジー)
  • さよならから始めよう
魔法と呼ばれる目に視えないモノが発達している今日この頃
ある施設において、「失敗作の魔法人形」が生まれた
その「魔法人形」は全五体

一体には、“異常なほどの回復魔力”
一体には、“誰もが恐れる殺傷魔力”
一体には、“誰もが魅了する誘惑魔力”
一体には、“すべてを焼き払う燃焼魔力”
一体には、“異常なほどの浄化魔力”

何故、この五体が「失敗作」と呼ばれるのか
その理由は、“一つの魔力に偏っているから”


だが、この施設には、あともう一体の「魔法人形」がいた
数々の苦痛とも言える実験をクリアしてきた、いわゆる「完成品」と呼ばれる「魔法人形」
「失敗作」の五体と仲の良かった「完成品」は、「失敗作」たちを守るために、自ら手を離した



このお話は、その「完成品」である「魔法人形」のお話
自ら手を離した「完成品」が報われるまでの物語を、どうぞお楽しみください


コラボ相手
user/32d5d5+

チャプター

全6話
5,185文字
神城菜帆

神城菜帆

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