あなたside
私が部屋に戻るとみんなが帰る準備をしていたので時計をみると時刻はもう1:00を回っていた
みんなを見送って部屋に戻って片付けをし始めた
それにしても秀太が気づいていたのにはびっくりした。
結構ばれてないと思ったんだけどなあ、
数十分後
片付けを終わってリビングに戻ると
にっし-が目を覚ましていた
そういって立ち上がって帰ろうとした。
にっし-がふらついたので慌てて支えた
私には、頼れっていったのに
私を頼ってはくれないの?
今、この前のにっし-の気持ちや真ちゃんの気持ちがやっとわかった
頼らないのは逆に不安与えてるだけなんだ
そういうとにっし-に抱き締められた
なんの話しかさっぱり分からないんだけど
期待する?何を?
そういってキスをされた
そしてにっし-は唇を離して私を見つめた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!