コンコンッ
「すいません。今回派遣されました川崎です。」
『桜井でーす』
………何も返事はない
『…絶対これ先行ってるでしょ』
「…多分な」
『ッチ…マジで馬鹿すぎる…』
『勘弁してよ仕事増えんじゃん…』
「まぁ我慢しろ」
『てか一旦外出て暢喜に状況説明してから探そうよ…?』
ガシャガシャガシャガシャ
『ハァ?!何で?!』
『開かないんだけどっ!』
「……閉じ込められたな。」
『監禁って訳?』
「多分。」
『絶対報酬倍にしてもらうからなあのハゲっ!』
「それについては同感だ。」
【1階】
カンッ
うわっ…うわっ…ゎ…
多分この時凛は缶でも蹴ったんだと思う。絶対。
分かってても本当に怖かった
【2階】
凛の顔を覗き込むと、酷く顔色が悪いのが一目で分かった。
本人はそれを否定してるけど
私も少し頭痛はするが、仕事に支障がある程では無かった。
私は何も聞いてない。
幻聴怖っ
自分の眉間に皺ができてるのが分かる
奥に行く程頭痛は痛くなるし、病院は大きかったが外観とは釣り合わないレベルの室内の広さ。
……考えたくないが完全に私の考察になる。
多分私らは同じ幻覚を見てる。いや、見せられている。
そして凛には頭痛+幻覚+幻聴。
私には頭痛+幻覚。
多分相手は凛を何故か危険視している。1番狙われているのは凛だろう。
そして私の事はただの一般人と同じ扱いなのだろう。
…完全に舐め腐ってんなこのクソ怪異が
そして案内人。
私が考えるに…そもそも案内人なんて者は居なかった。
案内人の話は完全に依頼人の嘘だ。
こんな危険な建物の中に待たせる訳がない。
余程私達のことを殺したいのだろう。
もし本当に解決して欲しいんだったら普通、入ったら閉じ込められる事を最初に伝える筈だ。
しかもメチャクソ危険性高いし…
もう私も帰りたくなってきた
凛と同じ方向、正面を見るが、
顔色が前より酷い。
これ以上は危ないな
スパァン!
簡単に説明すると凛の頬を思いっきり叩いた。
…悪いとは思っている。
凛はまた正面を見た
今度は少し放心した様な表情でこっちを見た
凛は何かを決意した様な顔で
…厨二病満載過ぎて泣けてきた(?)
The厨二病みたいなこの小説ですが!
何とビックリ筆者自身が登場人物の設定を覚えていないと言う最悪な自体が起きています。
どうしよう☆
こんなクソ厨二病小説に何か感じた人は♡とか☆とかお願いします!
マジで!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。