sho side
今日も人気な俺の友人 。
ほら 、 今だってみんなに誘われてる 。
初めて会った時は何時だっけな ___
進級して 、 高校2年生になった時 、 クラス表を見ると初のA組になった 、
でも 、 陰キャな俺は周りとあまり仲良くしないし 、 クラスなんてもの興味なかった 、 だけど 、 あいつに会ってから変わった 。
人が混み合ってるそこから抜け出して 、 教室に向かおうとした時 、 あいつに声を掛けられた
初めは 、 変な奴なんて思った 、 だけど 、 友達になろうって言われて嬉しい自分が居た 。
多分 、 こいつは無自覚なんだろう 、 今 、 俺の手を握っている事で 、 俺の心臓の鼓動が早くなってしまっている 。 なんでや ...
そう言って 、 走る彼 、 正直陽キャは苦手だけど 、 此奴だけは苦手じゃない 。
あぁ ... 鼓動が早くなる 、 此奴がかわいく見えてくる 。
会って初めては可笑しいかもだけど 、 これは一目惚れ 。
照れ隠しでこんな事しか言えないけど 、 俺に友達って言ってくれて嬉しかった 。
手を引いて走る姿が愛おしかった 。
でも 、 どーせ 、 お前は愛想ええから他の奴に媚び売ってるんやろ ?
俺を惚れさせたんや 、 責任もってもらうで 、 もう 、 俺の瞳にはお前しかおらんからな ?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!