偶像の蝶

「あーあ、また話題になってるよ」







「同じ事務所の私達のこと考えてないでしょ」








「誰にでもいい顔してれば敵作らないと思ったのかなww」












とある事務所の片隅で、とあるアイドルグループが愚痴をこぼした。









まぁ、仕方もないのだろう。





今雑誌に載っているのは、そのとあるアイドルグループと同じ事務所の………

















逆らうのは許されない絶対的アイドル

　　　　　　「有星花」


だったからだ




同じ事務所だと必然的に比べられることになり、絶対的存在を恨むことになるのはもはや当たり前だと言っていい。










___「反乱分子、みーつけた」____




［その日、とあるアイドルグループが消え去った］













___


恨まれることも多い有星花だが、それと反対に憧れる者も少なくはない





それが、主人公の「八分雨サイチ」という普通の女子高生？だっただけである。







そして有星に叶う人はいないと誰もが思っている中で…








さて、彼女が成し遂げる偉業とは一体なんなのだろうか？













それは、未来を辿れば分かることである______







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　　　　　　［偶像の蝶］
　　　　　　　　開始