〜ホストクラブ 恭平の控え室〜
控え室に戻ると、あなたの手足の紐をといた
恭平は 苦しそうな声と、
クラクラするような甘い状態のあなたを
見ないようにしながら必死に考えていた
〜あなたside〜
恭平さんはこっちを見ずに
必死に記憶をたどっているようだった
キッチンへ移動しようとした時
苦しさのあまり思わず恭平さんの袖を引っ張って
言ってしまった
言ってしまったら止まらなかった
相手は駿佑じゃないのに
この一言で恭平は理性を失った
私を強引な甘いキスが襲う
息を必死にしようとしても、させてくれないくらいの。
あなたがくたっと 首を横に傾けると
2人とも止まった
あなたから熱が引いていく
気持ちよさそうに目をつむった
コンコン
氷の入ったタオルを持ってきた駿佑は
今までの一連の流れを聞いてしまっていた
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なかなか更新できずすみません💦
コメントしていただいた方ありがとうございます🥹
今年も小説をよろしくお願いします(*^^*)
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。