第77話

後悔とやり直し .
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2024/03/03 05:29

   ────  やく 、 そくね 、

──── せんせ

そう呟いてパタリと動かなくなったあなたを
強く抱きしめる 。
ぐったりした身体にある目から
光と温かさが消えてゆく 。

イフリート・ジン・エイト
… っ 、笑

涙が溢れ 、
あなたの冷たい頬を濡らす 。


頭の中は、 後悔という字 、 思いで
びっしりと埋まっている 。

もうちょっと気づくのが早かったら 、
助けられたはずなのに 。

もし 、 気づいてたら

あんな風に笑う事なんてなかった 、

今も僕と一緒に生きていたはずだった 。

どうして 、 気づけなかったんだろう 。


イフリート・ジン・エイト
っ 、 

僕は後悔に溺れながら

警察を呼んだ 。








ムルムル・ツムル
は … 、?( 笑
ムルムル・ツムル
ちょ 、 冗談きついって( 笑
イフリート・ジン・エイト
ムルムル・ツムル
あなたが死んだ … 、?
ムルムル・ツムル
何言ってんだよ … 、( 笑
イフリート・ジン・エイト
… っ 、
イフリート・ジン・エイト
冗談じゃない  、
分かってるだろ 、
ムルムル・ツムル
っ 、 んで 、
ムルムル・ツムル
なんで っ 、!!
ムルムル・ツムル
あなたが っ … 、
ムルムル・ツムル
…… あなたの最後は
イフリート・ジン・エイト
… 笑ってた
ムルムル・ツムル
はは 、 あなたらしい …、
ムルムル・ツムル
… ごめん 。 部屋戻るわ
イフリート・ジン・エイト
… うん 、

これ以上 、 エイトと居たら
エイトに当たってしまうような気がした 。

エイトは 、 悪くない 。
警察からの説明で 、 それは分かっている 。
事件とは無関係だって 。
ただ巻き込まれただけだって 。
けど 、それでも 、
この思いを
何かにぶつけたくてしょうがなかった

   ────  ドン ッ 、

ムルムル・ツムル
… っ、たぁ 、( 笑

全力で壁にぶつけた拳から

ずきっ、と痛みが走る 。

ムルムル・ツムル
…… なんで 、
ムルムル・ツムル
あなた … 、





リクエストです .

遅くなってすみません .


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