第3話

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2018/07/26 00:51
果乃「あなたー!」

「あ、果乃!」

この子は私の親友で、幼馴染の近江果乃。

サラサラの茶髪をなびかせてこっちへ走ってきた。
果乃「一緒にご飯食べよ!」

「いいよー」

今は大学のお昼休み。


果乃「あなたねえねえってさ、大学卒業したら、どうすんのー?」

「私?んー、ふつーに就職して、ふつーに働くかなー。」

果乃「なんだそれ!なんか夢とかないの?笑」

「ないかなー、果乃は?」

果乃「私はね、将来は…」

そういえば自分の将来なんて全然考えてなかった。

っていっても夢なんてないしなー。

果乃「…!…あなた!」

「わあ!なに?!」

果乃「なにって、私の話聞いてた?!」

「あ、ごめんぼーっとしてた笑」

果乃「もー、あなたはいっつもそうなんだから!」

「ごめんごめん笑」

華恋「果乃ー!ちょっといいかな?」

果乃「ん、いいけど、」

「じゃあ、私行ってるね!」

果乃「おけ」

華恋「ごめんねあなたー!」

「全然よー」

その夜_
「ただいまー」

私は都内のマンションで一人暮らしをしている。
「夢、かぁー。」
私は昼間果乃と話した内容を思い出した。
実は、私には小さな小さな夢がある。

夢って言っていいかわかんないくらい小さな夢だけど。



それは、














嵐のライブに行くこと。







実は私は嵐の大ファン。

でも運が悪く、今まですべて落選。




次は当たるってずっと信じ続けてもう5年。


いつのまにか夢になってたってわけ。

「あぁぁぁぁぁぁ」


ベットにダイブして叫んだ。



これがいつもの私の日課。




私ってなんか変人だよね笑



「あ!そうだ」



私は明日、果乃と映画見に行くんだった。



「服なににしよー」





私はウキウキしながら準備をして

やがて眠りについた。

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