第102話

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2024/03/21 22:33
 


 〜作者からのお手紙〜




 おめでとう、遂に明るい過去編だ



 よく、シリアスの峠を乗り越えてくれた((



 少しのシリアスはあるけれど、



 前のより随分マシになるよッッッッ!
















 ___________私は出会った







 ________その子は私が見た事がないほど美しく





 ______愛情深く、優しさに満ち溢れた子だった












 その日はとても寒くて、




 凍えるような風が吹く冬の日だった




 私は、そんな日でも、




 ただ1人小さな街の公園で遊んでいた




 友達はいるけれど、




 頻繁に遊ぶ子はおらず、基本1人の私




 1人でいることに慣れたせいか、




 段々、感情が乏しくなっていくのが




 自分の中でもひしひしと感じた







 そんな私が1人で公園で遊んでいても




 誰も気に留めない




 みんな心が冷たく、自分中心だと




 私はその光景を見て思う


























 ___________だけど、その日は違った





???
こんにちは!




ぽんぽこ
、、、誰?




???
私?私の名前は稲架乃あなた!




ぽんぽこ
ふーん、あっそ、




ぽんぽこ
用がないならあっちに行ったら?



稲架乃あなた
辛辣ッッッッ!



稲架乃あなた
それに、私は用があってきたよ!



稲架乃あなた
えっと、、、




ぽんぽこ
はぁ、、、



稲架乃あなた
貴方のお名前知らなかった、、、




ぽんぽこ
知らない人には名乗らない主義なんだけど




稲架乃あなた
私さっき言ったよね?!




稲架乃あなた
私1人だけ個人情報を知らない人にバラしただけで終わっちゃう、!!



稲架乃あなた
それこそ不平等ではありませんか?!




稲架乃あなた
はぱちゃん!!
 



ぽんぽこ
いや、はぱちゃんって誰?




稲架乃あなた
お名前教えてくれるまで、はぱちゃん呼びするね!




ぽんぽこ
うん、幼いながらなかなか食い下がらないタイプだね



ぽんぽこ
てか何歳?



稲架乃あなた
4歳!



稲架乃あなた
あ”っ!また個人情報言っちゃったッッッ!




ぽんぽこ
何で4歳が個人情報どーのこーの知ってんの、、、




稲架乃あなた
お姉ちゃんの見てたアニメで銀ちゃんが個人情報とかコンプラとか全部捨ててるのを見たからかな、、




稲架乃あなた
あ”!またッッッッッ!!




ぽんぽこ
いや、4歳が見ていいアニメじゃないだろ



ぽんぽこ
アン◯ンマンは?




稲架乃あなた
んなの、卒業済み



ぽんぽこ
おいこら、子供らしくあってくれ







 少しどころではない異様な出会い




 でも私はこの時から、




 1人の少女に心を開いていったのかもしれない




 少し他人とは違う、不思議で優しい少女に













 N E X T▶︎▶︎ ♡×2




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