龍友の家を出てから2週間
龍友の連絡を無視し続けて2週間
無視している自分がほんとに大っ嫌い
だけど
今話したら関係が崩れてしまうような気がする
もう少し経ってからって思いながら過ごした2週間
そんなことをりこさんに話し、
いつものようにいつもの道を歩いて帰る
そんな時にひなから連絡が来た
この2文字に少し救われたような気がした
今日は話しを聞いてもらいたい日
いつものお店それは
店員さんもいい人で、
お店の雰囲気も良くて、
ご飯も美味しい
私たちのお気に入りのお店
連絡をして前を向いて歩き始めると
お店からひなが出てきた
あのスタイルのいい人はひなだ
私を見つけると大きく手を振る
そんなひなを見て私も手を振り返す
店員さんに挨拶をしてひなについて行く
座敷に行くと涼太が座っていた
相談相手がふたりもいる
そんな呑気なことを考えて座敷に入ると龍友がいた
龍友に会うにはまだ心の準備が出来ていなかった。
少し声が震えた
なんでいるのって言っちゃった…
いないで欲しかったみたいな言い方じゃん
ほんとに最低
そんなことを思ってるなんてバレないように
龍友の横に座った時
龍友からごめんって言われた
龍友は悪くないのに。
ふたりで話して思ってることを伝えた
話が終わったあと
幼なじみが結婚か〜
今日は色々ありすぎて頭が追いつかないよー
おめでとうって言葉しか出てこない
幸せそうなふたりを見て涙が出てきた
はぁ?え?結婚!?
私の理想のプロポーズは
夜景が綺麗なレストランでされることだったんだけどなぁ
でも照れ隠しのように下唇を噛んでる龍友を見て
今まで見れなかった龍友のいろんな表情を見たいも思った
あなたに守られたい。
あなたを支えたい。
あなたの近くで笑っていたい。
幸せな家庭が築けそうです。
--------キリトリ線--------
作者です!
やっと書けましたー!
後11日で入試なんで遅くなっちゃいました💦
ここで終わらせるか、少し続きを書くかまだ悩んでいますが新作も書きたいと思っています!
あなたに。の続編、新作は2月14日以降に更新します!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。