前回のあらすじ、チーノが部長の長話に付き合ってくれた。
―昼休みが終了まで残り15分―
俺等は二階へ降りる。
突然、ロボロさんが話しかけてくる。
第二関門、ロボロさんによる筋肉講座
一瞬の隙を付き、トントンさんと俺はロボロさんから逃げ出す。
第二関門突破! 昼休み終了まで残り10分
少しでも先輩の役に立てたのなら嬉しい限りだ。
あんな先輩達だけれど世話になっているから実は結構感謝して……
突然、背後からどこか恐ろしい声が聞こえる。
ゾムさんは何故かチーノと一緒に居る。
俺はもう購買の近くなので良かれと思い、購買に行くことをバラした。
けれどトントンさんは何故か驚いている。
トントンさんの顔が青ざめる。
悪魔の焼きそばパンが売り切れるのを恐れているのだろうか?
――購買
早速ゾムさんが購買に着くなり悪魔の焼きそばパンも含めあり得ないくらいの品物を購入していく。
トントンさんが頭を抱える。
そう言わざるを得ないくらいの圧が、俺等にかかるやっとトントンさんの顔が青ざめている理由が分かった。
トントンさんがこっそり言う。
食べる害、まさにそうだ。特をするのはゾムさんだけ。俺等には地獄が待っている―
無事、先輩達も一緒に食害に遭いましたとさ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。