給湯室に向かって
沸騰を待つ。
それにしても、紅茶好きなんだなぁ
今日はレモンティーにしよう。
ガチャ
私は自分のデスクで作業を黙々と済ませた
お腹すいてきたなぁ。
もうすぐお昼だ
またエレベーター。
今日
飲みに行くって嘘ついちゃったし、
実行できるし、いっか。
チーン
1階です
お腹空いた、、、。
お弁当食べよう。
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スンチョルside
ハニから秘書のことは
色々聞いていた。
かわいいとか
綺麗な人とか
すごく気が利いて
優しくて
良い香りがするって。
なにそれ。
香水?
信じられなかった。
エレベーターに乗ったとき
ぶわっと何かが押し寄せた。
この人か。
すぐにわかった。
あなたさんでしょ?
知ってるよ。
ハニが言ってた通り、、
かわいいな。
まぁ、恋愛対象にはならないと思う。
色んなことがあったから。
俺にだって過去がある。
昔、付き合っていた彼女は
とても綺麗だった。
喧嘩は少ない方だったと思う。
でも、言いたいことは言い合って、
結婚も間近だった。
けど、彼女はいなくなった。
最後に置き手紙
「 好 き に な れ な く な っ ち ゃ っ た
ご め ん ね 。 さ よ な ら 。」
おいおいㅎㅎ
嘘だろ?
笑わせるなよ。
俺の5年間を返せよ、、、。
そこから、女は誰も信じられなくなって
彼女とか、結婚とか
どうでもいいって話ㅎ
まぁ、でも、、
恋愛ね。
面白い
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。