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第2話

Prologue
323
2023/06/22 13:59












とある昼休みの空き教室

私はお弁当を食べながら1人で体育祭のどーやらこーやらを決めていた。

あなた
んーとりあえず、開会式が終わった後決めなきゃ
あなた
できればリレー入れたいけど、何リレーにすっかなぁ

なんて、一人でぶつくさ言っていたら







突然目の前が真っ暗になった。
あなた
へっ!?
白石 初兎
だーれだっ!
あなた
隠す気ねぇじゃんw

わかりやすい、低音なのに可愛らしくもかっこよく思えてしまうとても心地よい声

あなた
初兎でしょー?
白石 初兎
せいかーい!さすがやなぁ
あなた
いや、流石も何もこれはわかるでしょw
白石 初兎
また体育祭のやつ?

喋りながらも後ろから抱きついてくる
あなた
そーだよ、まさかの体育祭実行委員長&全種目責任者なんて…
白石 初兎
おー、、、、全種目!?
あなた
え、言ってなかった?
白石 初兎
聞いてない聞いてない
あなた
じゃー今言った
白石 初兎
テキトー…
あなた
まあ、白組の選手宣誓頑張れ
白石 初兎
俺も、まさか団長になるなんて思ってもなかったわ
白石 初兎
なんか手伝えることあったらいつでも言いや?
白石 初兎
お前、いっっっつも無理して寝込むやん

ヴッ、何故バレた!!

あなた
え、えー?ソンナコトナイヨー?




その時、頭を覆うように暖かい手が乗ってきた。
白石 初兎
あんま無理すんなよ
と同時にポンポンとしてきた。
あなた
うん、ありがとっ
白石 初兎
じゃ、またほうかごー!







ガラッ




















扉の閉まる音が聞こえると私は両手で顔を覆い隠した。











あなた
あれは照れるってぇぇ////

































初兎が廊下をしばらく進んだ後、片手を顔に当て、、
白石 初兎
やば、可愛すぎやろぉ////





意外と初な2人なのでした

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