ぺいんと「……あれ……どこ、」
俺は気付くと何も無い部屋にいた
いや、正確に言うと、奥に扉が一つ見えるんだけども
ぺいんと「………?」
ここにどうやって来たか、とか何も覚えてない
……んー…?
ぺいんと「……ってうぉっ!?」
横にはらっだぁが横たわっていた
ぺいんと「らっだぁじゃん!?」
ぺいんと「おい、起きろ!」
らっだぁ「………何……」
らっだぁ「…うるっさ…」
ぺいんと「いや、それ所じゃないんだって…!」
らっだぁ「…………ここどこ、」
ぺいんと「こっちが聞きたいって、」
らっだぁ「……でも、扉あるし」
ぺいんと「……そうなんだよなぁ、」
らっだぁ「もしかしたら○○しないと出られない部屋かもよ?笑」
ぺいんと「いや、じゃぁ、なんで俺とお前なんだよw」
らっだぁ「え、嫌なの?」
ぺいんと「いや、別に、そういう訳じゃ…//」
何なららっだぁで良かったなんて、口が裂けても言えない
らっだぁ「……………可愛いね」
ぺいんと「ゑ?」
おま、何言って……
らっだぁ「ま、行こ」
ぺいんと「いや、え?」
そんな普通に歩くなよ!?
……………ほんと何だこいつ…………///
扉には紙が貼ってある
ぺいんと「え、まじやん」
らっだぁ「おもろ」
なになに……
『股ドンをしないと出られない部屋』
ぺいんと「……は?」
いやいやいや、……ねぇ?
らっだぁ「へー」
いやお前はへーじゃないんだよ
らっだぁ「ぺいんと、」
ぺいんと「何……」
ドンッ
ぺいんと「いっ…た……」
勢い良く腕を頭上で捕まれ、壁ドンをされる
ぺいんと「……は………おま…え…何して……」
らっだぁ「え?壁ドン」
ぺいんと「いや、じゃなくて…」
ぺいんと「本気………?」
らっだぁ「本気、」
…でも、股ドンだし、壁ドンじゃないし、
まだセーフ……(?)
ドン
ぺいんと「っ……//」
股ドンをされた
ぺいんと「おまっ…、ばかっ………//」
ガチャ
ぺいんと「ほ、ほら、開いたから…早く出よ…?」
グリッ
ぺいんと「ぁ゙っ、♡」
らっだぁ「…可愛いじゃん」
ぺいんと「ほんとにお前っ…//泣」
らっだぁ「……その顔そそるからやめて」
何言って…
ぺいんと「ちょっ、ほんとに……//♡泣」
らっだぁ「気持ちいいくせに、笑((グリグリッ♡」
ぺいんと「ゃっ、♡♡ ほんとにっ、だめ……//♡泣」
らっだぁ「……じゃ、やめる」
らっだぁは足を俺の股から戻す
ぺいんと「な…んで………//」
らっだぁ「いやなんでしょ」
とかいいながら、らっだぁの俺の手を掴む力は弱らまない
ぺいんと「………っ………///」
もっとほしくなった、なんて言えない
らっだぁ「…なんて言うの?」
こいつ分かって……
でも、性欲には勝てない
ぺいんと「らっだぁ、やめないで、もっとやって…///」
らっだぁ「……可愛い」
そう言うと、またらっだぁは、俺の股を、足でグリグリする
ぺいんと「ゃっ、まっ……///♡」
ぺいんと「俺っ……ぁっ……//♡」
らっだぁ「その顔好き、」
ぺいんと「…!///」
らっだぁ「ほら、これ好きでしょ」
ぺいんと「ぁ゙っ、んっ…///」
らっだぁ「もっと声出して、」
ぺいんと「…だめっ、も゙っ…ほんとにっ//」
もうすぐでイきそうだ
らっだぁ「ぺいんと、」
らっだぁ「イッていいよ、」
ぺいんと「でもっ、恥ずかしいっ…///」
らっだぁ「今更?笑 さっきもうだいぶ恥ずかしいこと言ってたけどね笑♡」
ぺいんと「それはっ…///泣」
らっだぁ「だから、ほら、ね?♡」
グリグリする力が強くなる
ぺいんと「っ、ぁっ…!♡♡///((ビュクッ♡」
俺はその快感に耐えられず達してしまった
ぺいんと「っ、ハッ………ぁ…♡//」
らっだぁ「…イキ顔も可愛いんだ…笑」
ぺいんと「おまっ、ぇ、ほんと…//泣」
ぺいんと「さっきからっ…、可愛いって、言い過ぎ…///泣」
らっだぁ「ほんとのことだし、」
らっだぁ「今のぺいんと、めっちゃ可愛いよ」
ぺいんと「っ…!!//」
らっだぁ「じゃ、ほら、俺の服掴んで、この部屋出よ」
ぺいんと「…ん………//」
そうして俺は、らっだぁと一緒に扉を出た
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。