第26話

・-・
392
2021/01/14 15:00

次の日は学校がお休みで、、


ベッドの上に寝転がって、ゴロゴロしてた



"明日、紫耀に会ったら好きだって気持ち伝えるんやで?"


そうやって廉は言ってた。



本当に別れちゃったんだよな、私。



紫耀に会ったらって、会うためには、、



私が動かなきゃ会えない。




でもそんなことする余裕は今ないし。



その時、コンコンってドアをノックされて



ドアが開いた







あなた
!?


まさかと期待した…









お母さん
あなた〜?これ見てごらんよ

なんだ、ママか…。



ママはなにか手紙らしい物を手に私の部屋に入ってきて


お母さん
紫耀くんがさっき家に来てね、これあなたに渡しといてくださいって言ってて、中に上がればよかったのに帰っちゃったみたいなのよね…

そう言いながら手渡された手紙の中身をそっと取り出してみた


あなた
…これって、



今、しょーちゃんにとても会いたくなった







しょーちゃんがさっきまでいたなら、会えるかな、?





あなた
ママ、ありがとう…ちょっと出かけて来るっ!
お母さん
え、うん、気おつけてね?


部屋着のままだけどそんなのどうでも良くて


家の辺りを探した、



でも私、しょーちゃんの家は知らないし、1つしょーちゃんがいる場所としたら…







よく遊んでた公園に向かった。







しょーちゃんがいることを願いながら…










プリ小説オーディオドラマ