第30話

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2021/01/19 15:00

しょーちゃんにお姫様抱っこされたまま向かったのは

あなた
えっ、ここ…
紫耀
紫耀
見てわかんない?
俺の家だよ
あなた
いや、私の家に帰るのかと…
紫耀
紫耀
今日はもう帰らせないもんねっ
あなた
えっ!?///
玄関に入ってやっとおろしてくれたって思ったんだけど

靴を脱いだらまたすっと持ち上げられた

あなた
あ、私歩けるよっ!?///
紫耀
紫耀
いいじゃん、ずっとくっついてられるんだから

なんだろうか、このしょーちゃん

全然笑ってくれないし

心臓に悪いことばっか言ってくる。
紫耀
紫耀
ここが俺の部屋だよ
あなた
ちゃんと綺麗に片付いてるんだね
紫耀
紫耀
え、それどーゆう意味?

そっとおろされたのはベットの上。

あなた
し、しょーちゃんっ///
紫耀
紫耀
あなた、俺好きだよ、大好きだよ
あなた
う、う、///

ゆっくり近づいてくる顔。

距離は数センチもなくて

しょーちゃんの吐息が当たるくらい近い


目を閉じればすぐに唇は重なった

あなた
…っ///
紫耀
紫耀
ふふ笑
あなた

やっと笑った!
紫耀
紫耀
顔が真っ赤っかなあなた可愛すぎ笑
あなた
しょ、しょーちゃんが急にき、キスするから///
紫耀
紫耀
そっかー、でも、廉と喋りすぎてるあなたが悪いんだよ?

そう言いながら私の隣に寝転がった

あなた
…ごめんね、
紫耀
紫耀
ううん、謝って欲しいわけじゃないし、それに

しょーちゃんにぎゅっと抱きしめられた

しょーちゃんのドキドキ高鳴る心臓の音が聞こえる

紫耀
紫耀
こうやってあなたをぎゅ〜ってできるのは俺だけだからっ///
あなた
…私も、しょーちゃんぎゅ〜ってできて嬉しいな
紫耀
紫耀
!?///

どうせならこのまま眠りたい。

しょーちゃんと一緒に寝てみたい

こんなこと出来るなんて夢見たい

このまま時間よ


止まれ



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