あなたの下の名前ちゃんのLINEから数日
あなたの下の名前ちゃんが言いたかった事が、自分にとっていい事では無い、そう直感していた。
〈 LINE上 〉
その後既読は付かなかった。
…ダーマなりに気を使ってくれたんだと、思う事にする
深呼吸をして家を出た。
…シルクに、昨日のLINEは言うべきかな。
企画に行くついでに伝える事にした。
-シルク宅-
シルクがいつもと違う、
気のせい…?
静かになったタイミングで、敢えて前置きを置かずに話し始める。
ふとシルクに目を向けると、
泣きそうな、悲しそうな、何とも言えない様な心悲しい表情で黙ってる。
いつもは強気な瞳の奥には、「虚無」という無色の、色彩
俺に「何か」を求めるように、渇いた笑いつくるシルク
徐に近付いて、筋肉質な身体に包まれる。
前もされたのに、全然違う
シルクから無言の抱擁…
無言なのに、 愬えるように強く、強く…
貴方は、 シルクの告白を受け入れますか−…
アンケート
受け入れますか?
はい
56%
いいえ
44%
投票数: 94票
読み返した時、貴方は、シルクの告白を受け入れますか−…
アンケート
受け入れますか?(二週目の方のみ)
はい
80%
いいえ
20%
投票数: 74票
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。