第1話

平凡

805

2022/10/10 09:52

ミスターバナナ

ミスター銀さん。おはよう

ミスター銀さん

！よう！おはよう、バナナ

ミスターバナナ

(可愛いな…)

ミスター銀さん

？どうした？俺の顔じっとみて

ミスターバナナ

いや、なんでもない

僕は、ミスター銀さんのことが好きだ。
理由はたくさんあるが、正直そんなのどうでも良い。
好きだから可愛くて、好きだからカッコいいんだ。

僕は必然的に銀さんとペアになる事が多い。
それもあって、さらに好きになったんだと思う。

この間、みんなで水族館へ行った時、純粋に魚たちを見ている銀さんに、僕は惚れた。
あのキラキラした目が美しくて、彼の微笑みが可愛くて、その横顔を見た時、僕は改めて惚れた。
身長がほぼ一緒だからこそ、真横で見たからこそ、その顔がたまらなく好きだった。

前々から気になっていたものの、中々自覚は無かった。
でも，僕の心は素直だ。
銀さんと一緒にいるだけで、心から嬉しいのが実感できる。


でも、告白をしたわけではない。
フラれた時が怖いだけ。
友達にも戻れないかの知れないから。

僕は、今のままでも、十分幸せだから、このままでも良い。

彼の笑顔を守れるなら。

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第2話尊敬

琥珀色

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。