途中までかなり順調だった
最後さえ良ければ確実に成功してたんだ
てかスタイル良 …(
私の目の前には2人
見た感じ警官でもなさそう
片方はニヤリと笑ってそう言った
気味の悪い笑顔 …
今私の目的は奥に置いてある箱の中身
アキラ遅いって… w
どちらともすぐ答えるわけではなく
数十秒貯めてから口を開いたのは片方だけ
言葉と共に伸びた指は
私をビシッと指していた
その瞬間わざと目の前のヤツらは作品に触り
警報を鳴らした
警備隊の中に飛び込んで行った彼らは
もちろん追われていて
けれどきっと
ああいうおかしいヤツらは捕まらない
ボタンを長押しすることで会話可能 …
だったっけ 、
これはただの感だ
だから外れることもあるのは重々承知 .
けど早めの撤退は悪いことじゃない
別に問題もないし無事だったらそれでいい
なっっっがい間があったのは置いといて
そもそもさっきのやつらはなんなんだ
そん思いながらお目当てのものに手をかける
額縁に入っている作品を前に
私はしばらく硬直する
もし 、アイツらが言ってることに
あとがあるのならば
私は 、___________。
カチャ と発砲準備される拳銃を
向けられる音がする
私は言われた通り振り返らず
そう告げた
私は「 条件 」と前置きをした
つまり条件を呑まなければ従わない
そう言ってくるりと後ろを振り返った
見た感じ12人か 、
こりゃー 確実に逃げられんわ
振り返ると発砲される訳でも無かった
まぁ動いたっちゃ動いたけど
そんな移動した訳でもないからか 、
先輩と呼ばれる男 .
そいつが許可しないと無理なのだろう
私はローレンではなく
先輩と呼ばれるリーダー格の奴に目を向けた
ため息をついたと思えば
直ぐに横へ手を伸ばした
それはきっと銃口を降ろせの合図
やばい 、笑
いつにもなく心臓がうるさい
この賭けが失敗すれば死ぬ
いつ死んでも良いように過ごしてるけど
追い込まれた時はいつだって恐怖がついてくる
ヒトはその瞬間
限りなく興奮に近しい状態になる
流石に死ぬにはまだ早いかな
この前この作品完結したら消しますって言ったじゃないですか
なんか勿体ないぃぃぃ!!って思い始めて
でもどれかの作品は消したいんですよ
それで「ヒーローなんか大っ嫌いだ」は確定として
この作品かあちなmainの作品消すか迷ってるんですよね
♡×150 NEXT
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!