これはアベル、アビスとであった時のこと
アビス視点
あなたの下の名前さんが1年の頃
あなたの下の名前さんは級硬貨を10枚持っていた
廊下を歩いていた時
首に剣を向けられた
そうやって戦闘になった
で、
私達が負けてしまった
スッ…
手を差し伸べた
私達はその言葉がすごく嬉しかった
2人とも手を掴んで起きた
本当に訳が分からない、
保健室
チャラ
級硬貨を2枚渡された
本当に訳が分からない
でも
こんな優しい人が神格者になってくれたら
きっとこの世界は少しはいい世界になってくれる
この言葉で私は救われた気がした
スッ…
手を出した
この人は私の目をしっかり見てそう言ってくれた
2人と握手した
そう言って彼女は去っていってしまった
何故か胸が苦しい
私はそれが何か分からなかった
でもその後、わかった。
その後、よく彼女は私達の所に遊びに来るようになった
意識すれば意識するだけ苦しくなってくる
アベル様には勝てない、勝ちたくない、
でも
諦めたくない、そう思ってしまった
先に神格者になってこされてしまったけれど、
いつか追いつきたい。
あの人は私達の恩人でもあり、
想い人
だから
レヴィ・ロヴィ編
レヴィ視点
俺が15歳の頃
突然父親が
そう言われたからどんなやつかと思ったら
単なるひょこっとしたガキだった
ぽんと肩を叩き、
静かに笑みを浮かべながら
その薄暗い笑顔がものすごく気持ち悪かった。
親父がこんな顔するなんて知らなかったから
その時のアイツの顔は死んだ魚のような目で
光を失った人形のようだった
キュッ
髪を結び、
そう言って
パキパキ
手を鳴らした
全部血の刀や素手で戦った
最初は気に入らなかった
でも
そう言って、水とクッキーの入った袋を渡された
あいつは俺達のことをしっかり見てくれて、
優しくしてくれた。
俺はこういう良い奴ぶってる奴は嫌いだ
でもこいつは、
どれだけ読み込みが悪くても
投げやりにならず、最後まで付き添ってくれて
できた時は
顔は動かないが、言葉で伝えてくれた。
自分なりに気使ってくれていた
自分に寄り添ってくれた
優しく、優しく、
それに俺達のペースに合わせて
ずっと気にかけてくれていた
それに教え方も上手かった
それに何より
出来損ないだと思ってた俺達を励ましてくれて
付き添ってくれて
ギュ
優しかった。
ぽんぽん
頭を撫でた
ギュ
優しく抱きしめて
←屈んでる
背伸びして手をレヴィの首の後ろに回してる➝
ギュ
抱きしめた
ぎゅー
実際、親よりも優しかった
お見舞い
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。