第11話

10話
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2019/02/04 14:47
◯◯・・・あなたさん
A・・・結愛
です。
すると、そこにテオ先生(通称テオくん)やってきた。
テオくん「あれ、○○。こんな所でどうした?」
○○「私、人に当たっちゃって…皆に迷惑かけて…傷付けて…(´;ω;`)」
テオくん「誰にでも失敗はあるよ。そんな気にすんな。きっと理解してくれるって。な?」
といい抱きしめてくれた。
○○「…!?」
先生の大きい手に守られている。テオくんとはあまり関わりがなくて、そこまで仲良くはないけど、なんだか安心する。
テオくん「俺には何があったか分からねえけど、元気だせ。○○が笑顔でいられるから周りのやつも笑顔になれるんだよ」
○○「(。_。`)コク」
すると、テオくんが頭を撫でてくれた。
○○「Σ(///□///)」
テオくん「大丈夫。俺がいるから」
○○「っ…////」
ドキドキしっぱなしだった。
シルク先生以外の男性に、こんなにドキドキしたのは初めてだ。
テオくん「落ち着いたら、行きな。もしまたなんかあったら、いつでも来い。俺はいるから」
○○「は、はいっ…」
テオくん「(*^^*)」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○○「A、最近3年生に嫉妬したりして、ストレス溜まってて、それをAにぶつけてた。ほんとにごめん…」
A「いや、私こそ感情的になっちゃってごめん…」
○○「…」
A「シルク先生のとこ、行く?」
○○「いや、あの、ちょっと待って」
A「?」
○○「あのね…」
と、さっきあったことを話した。
A「えっ…?テオくん、○○に気があるんじゃないの?」
○○「いやそんな…でもシルク先生以外の異性に初めてあんなドキドキした…」
A「えっ、嘘!?なになに?二股笑?」
○○「でも、、どっちが好きなのかわかんなくなっちゃった…二人とも好き…でも、なんかテオくんはシルク先生への好き、じゃない好き、なんだよね」
A「意味わからんなぁ笑 えー、もう、わがままだな〜笑。シルク先生本命じゃなかったっけ?」
○○「そうだけどさ、もう自分がわかんないよ」
A「じゃあ、確かめよ?」
○○「へ?」
A「いいから!」
と、Aに手を引かれて職員室に連れてこられた。
A「シルク先生はいますか?」
だほちゃん「あっ、シルク〜?」
シルク先生「はーい!なに〜?」
だほちゃん「Aと○○」
シルク先生「あ〜。リョーかいっ( ̄^ ̄)ゞ」
A「○○が言いたいことあるそうで。」
○○「えっ、いやそんなこと一言も言ってない…」
A「謝るなら謝りなよ。嫉妬するなんて可愛いなぁ、もう笑」
○○「うっ、うるさい笑」
シルク先生「へっ?」
○○「えと、さっき、というか前、、、あの、、、、」
A「○○が嫉妬して変なこと言ったと思うんですけど、○○は好きなだけなので許してあげてください!あと、私は塾あるので帰りまーす。頑張ってね!ばいばーい」
○○「はっ!?え、なんで帰んの!?てか、もう、なに勝手に…」
シルク先生「………あれは、○○は悪くねーよ。」
○○「えっ…!で、でも、傷付けちゃったかな、って思って…」
シルク先生「いや、そういう風に見られんだなって、気付かされたよ…」
○○「…」
シルク先生「そんなんじゃ、本当に好きな子に誤解されちゃうよな。」
(えっ……………………………?)
○○「先生、好きな人いるんですね……………………まあ、そりゃそうですよね。モテますしね!」
涙が出そうになるのを必死にこらえ、職員室を飛び出した。
だほちゃん「いいの?追いかけなくて。◯◯のこと、好きなんじゃないの?」
シルク先生「ああ…今こういう関係になっても、俺らに得はないんだよ。◯◯を傷付けたくない。」
だほちゃん「そっか…」
シルク先生「ただ、またいつか謝ろうかなって思ってる。」
だほちゃん「うん、そうした方がいいと思う。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Aがちょうど門を出ようとした時、凄い勢いでこちらに向かってくる◯◯がいた。
A「えっ、◯◯!?」
◯◯「A…(´;ω;`)シルク先生、好きな人いるんだってさ…」
A「えっ?ほんとに?」
◯◯「(。_。`)コク」
A「…なんて言ってきたの?」
◯◯「私がそれで、急に出て言っちゃったの。」
A「そっ…か。何も言わずに?」
◯◯「まあ…うん…」
A「…」
◯◯「…私、やっぱり諦めた方がいいよね。先生が私に、好きな人がいるって言ったってことは、そういうことだよね。」
A「そんなことないと思うよ」
◯◯「じゃあ…なんの為に?」
A「それは、◯◯が好きだからなんじゃないの?あんまり直で言うと、先生も立場的に悪くなるし。」
◯◯「そうかな…シルク先生は私の事好きだなんて到底思ってなさそうだけどね…(´;ω;`)」
A「そんなことないって…」
◯◯「だって…多分、迷惑だったんだよ。」
A「違うよっ…」
◯◯「もう先生に合わせる顔、ないな…」
A「私が言っておこうか?」
◯◯「うん…よろしく…」
A「…うん。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
翌日。
Aは、シルク先生に一切の事情を説明した。(◯◯が好きということは除き。)
シルク先生「俺も、変なこと言っちゃったしな…」
A「先生は、◯◯の事迷惑だなんて思ってませんよね…?」
シルク先生「そりゃ!◯◯いい子だし、何事にも一生懸命で…」
A「…シルク先生、◯◯の事好き…なんですか?」
シルク先生「…今は、その質問には答えられないな。」
A「…!(やっぱり…)先生…◯◯の事、頼みましたよ。」
シルク先生「…おう」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私は職員室の近くを通るのを避け、シルク先生を避け続けた。

数日後…
シルク先生「◯◯!」
◯◯「!?」
教室でAと喋っている時だった。
A「行ってきな」
◯◯「で、でも…」
A「いいから!」
◯◯「うん…」

シルク先生「あの…さ、誤解させてごめん。俺、そういうつもりじゃなかったんだよな。ただ、な…今はあんまりちゃんとは言えないんだ。だから、ああいう…」
◯◯「…ほんとですか?」
シルク先生「ああ。」
◯◯「…私の方こそごめんなさい。勝手になんか…」
シルク先生「いいよ。俺も悪いし。」
◯◯「…」
シルク先生「あと、お前俺を避けてただろ!笑」
◯◯「え〜っと…一切記憶にございませぬ( ˊᵕˋ ;)」
シルク先生「おい笑」
◯◯「私のこと、嫌いになってませんか?」
シルク先生「いや、全然。」
◯◯「…ならよかったです。これからも、分かんないとこあったりしたら色々と教えてください(*´∇`*)」
シルク先生「おう。これから受験あるからいつもよりかは時間とりにくいかもしれないけど、それでもいいんなら喜んで。」
◯◯「ほんとですか!嬉しいです!」
シルク先生「笑笑 じゃ。( ´ ▽ ` )ノ」
◯◯「((。´・ω・)。´_ _))ペコリ」
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元々書いていたものの内容を結構修正していて、更新に時間がかかってしまいました…|ω・`)スミマセン

不定期にも程があるだろって感じですけど、これからも読んでくださると幸いです。

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