井上side
『おはy「瑞稀!」はい?』
扉開けた瞬間飛びついてきたのはまさかのあなた。
いつもこんな奴じゃなかった‥よな?
外出自粛でおかしくなった?
ギュー
『おーい。あなた。退いて』
雛菊「‥やだ」
何これ。
まさかの‥
『デレ期‥?』
雛菊「‥落ち着く」
こんな所,他の奴らに見られたr
「「「「あー!」」」」
やっぱり。
高橋「なにそこの2人抱き合ってるんだよ!ずるいぞ!」
橋本「瑞稀だけズルい」
作間「これ,あなたの方から抱きついてるぽくない?」
猪狩「つまりあれだな」
「「「「デレ期だ」」」」
雛菊「蒼弥くん!」ギュー
猪狩「今”蒼弥くん”呼びだったんだけど」
橋本「めっちゃレアじゃん」
雛菊「ん?」コテン
「「「「「可愛すぎ」」」」」
高橋「‥」カシャカシャカシャ
安定のカメラ連写ですか。
わからなくもないけど。
雛菊「ゆーくんなに撮ってるの?」
高橋 ( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
雛菊「おーい。大丈夫?」
作間「放っておけばそのうち回復するよ」
雛菊「わかった!」
ゆーくん呼びはヤバいだろうな。
猪狩「あなた今日何かあった?」
雛菊「ん?何もないよ」
橋本「ひななおいでー」
雛菊「」ギュー
橋本「‥俺,今日命日だ」
高橋「いや死ぬなよ?」
まさかの橋本にもこれだからな。
今回のデレ期は永久保存版だ。
次の日
『おはよ‥ってあなた,早いね』
雛菊「別に,皆が遅すぎるだけじゃない?」
‥次のデレ期,いつ来るかな。
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デレ期って書くの難しい。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!