帰り道、爽良に気を遣い1人で歩いていた。
今日こそは彼女と帰るだろうから。
外は寒くてそろそろマフラーを出してもいいくらいの季節になってきた。
木の葉は赤く染まり、地面には赤い絨毯が出来上がっていた。
家に帰る前にコンビニでも寄って肉まんでも買おうかな
後ろを向いたら爽良がいた。
なんで恋人がいるのにそこまでくいつの…
…
その時の爽良はとても苦しそうでどことなく子犬に見えた
いくら爽良が違う人が好きになったって、
爽良苦しそうにしていたら助けてあげたい。
爽良は花が咲いたように笑った。
それから2人でコンビニによって肉まんを食べて家に向かった。
爽良は話してくれた。
恋人は大西晃大だということ。
あっちから告白されて、最初は断ったけど、だんだん好きになってしまったこと。
すごくすごく悩んだこと。
でも話せてすごく楽になったって、
家に帰ったあと、私はライバルの恋を後押ししてしまって私は後悔したけどね!
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作者の清太です( * ॑꒳ ॑* )
こんな設定詐欺の小説にここまで付き合っていただき、ありがとうございます…!!
ただいま、キャラクターアイコンを作りたいと思っています。いきなり変わる可能性があります。
へったくそな絵ですが、頑張ってつくります!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。