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JMside
カツン…カツンと聞こえたそのローファーの歩く音
そこには
探していたあのこが!!!
『あ、あの!』
「それでさーぁその主人公がね」
……聞こえてない
え、この子で合ってるよね?
え、え、え、合ってますよねー?
『あーーーーのーー!!』
SY「ねえあなた、話しかけられてるっぽい」
いや、どう見ても話しかけてるんだけど
「え、わ、たし??」
やっと振り向いた
それにしても
背は小さすぎず細すぎない体型。顔も割りと、いや結構な美人。
そして一番に思ったのが
俺のどタイプ
『…』
「どうしました??」
テヒョナに譲るとか…
『で、出直してきまーす!!!』
絶対無理
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!