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コンコン)
ガラッ)
え、誰もいない
てかなんで私ここにいるの
コノヒトハダレナンデツレテコラレタノ
コワイデス
カチカチに固まって
なんでここに来るまで抵抗せずついてきて
何も話しかけなかったんだろう
ほんと私って馬鹿すぎる
私がやっとの思いで口を開くと
『…あ、あの…っん…』
え。
え?
えええええええ!!!!!
このイケメンくんの唇が私の唇と見事にくっついてるんですけど!!!
慌てて彼の胸を押したが
力で男に勝てるわけがない
そのままカーテンの中へと入って
ベッドに押し倒される
これは、やばい雰囲気じゃ、、
口を離して言った
「俺、怖い?」
『え…?』
「なんで抵抗しないんだよ」
『えっと、あの…』
「…チョンジョングク。ジョングクでいいから」
えっと、…そこで自己紹介しますか、?
かなりヤバイ人やん←
名前も知らなかった人にいきなりキスされたんですよ、。
こっちの身にもなってよね。うん
『ジョングク…あの、キム、「キムあなたでしょ」』
『あ、うん、じょ、ジョングク、やめて…』
「だめ。抵抗しなかった罰。」
そしてもう一度唇がくっつく。
さっきのとは違ってもっと濃いキス。
罰って…。そんな罰を与えていいほどの仲じゃないんだけどな(なんかおかしい)
ずるい
何故だろうか
私には彼を拒むことはできなかった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。