第4話

幸せ。 × 森本慎太郎
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2017/10/23 02:38
Shintaro side
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『ねぇ〜え〜慎ちゃ〜ん』

ただいま、休日の朝8時。

「なになに、どうしたの(笑)」
『ん〜起きたくない…』
「じゃあ寝てな?俺が朝ごはん…」
『…それは任せられない』
「え、そんな真顔で言う?!」
「いや、作れるから!それなりに!」
『うそだぁ〜(笑)』

俺が朝ごはんに作れるのってなんだろう…TKGしか浮かばないけど…

『お腹すいたけど起きれない…』
昨日まで仕事がけっこう忙しかったらしく、久しぶりに脱力してるあなた。

「俺、今日は午後から神と紫耀と買い物行くんだけど」
『そうなんだ。』
「あ、あと七五三もか」
『え!しめちゃんもいるの!聞いてない!』
「いや、言ってなかったけど」

途端にガバッっと起き上がるあなた。
あなたはしめちゃんのファンだったりする。俺じゃないんかーい!!
(ちなみにストは京本さん←)

『えぇ〜いいなぁ〜』
俺という彼氏がいながらもこいつは平気でそういうことを言う。

「だから俺はもう起きるよ?」
『えぇ〜今日いないの〜やだなぁ…』
珍しく甘えてくるあなた。
「ほら起きて!俺が出かけるまでは一緒にいれるから。」
『よし、起きる!』

それからあなたが作ったご飯を食べ、家事を一通り終わらせ10時に。

「意外と早く終わったね?」
『慎ちゃんいなくなっちゃうから早く終わらせた!へへっ』
ほんとこいつかわいい…
「まぁ夜ご飯までには帰ってくるからさ」
『ほんと?じゃあ今日は慎ちゃんの好きなの作っておくね!』
「ほんとに?じゃあ俺も早く帰ってこなきゃなぁ」
気づかないうちに頬が緩んでたらしく、あなたに気持ち悪い!って言われたけどたまにはこれくらい甘くてもいいかな…(笑)
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お昼も済んで1時に。
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『じゃあお土産待ってるね!しめちゃんにもいつも応援してるよ大好きだよって言っといて!』
「はいはい(笑)」
いってらっしゃ〜い!って声が響く我が家の玄関。
こんな彼女と好きな仲間に囲まれて俺は幸せだなぁとふと思った午後だった
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
今日は慎太郎にしてみました!
慎太郎が彼氏だったら笑いも耐えないんだろうなぁと思い書いてて楽しかったです☺️
また感想やリクエストもお待ちしてますのでぜひ!

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